WEB面接で好印象を残すメイク術

就活メイク

これまでは対面での「リアル面接」が一般的だった就職活動ですが、コロナ禍以降、感染防止対策の観点からスマートフォンやパソコンを利用したオンライン上で行われる「ウェブ面接」が多くの企業で取り入れられるようになりました。

就活生にとって面接のオンライン化は、「移動時間やコストがかからず」、「学業や部活との両立がしやすい」などのメリットもある一方、「どうすればオンライン上で面接官に好印象をもってもらえるのか」など、スマホやPCの画面を通して自分の良さをアピールするのは難しいと感じている人もいるのではないでしょうか。

そこで、今回はウェブ面接において面接官に好印象を残すための「就活メイク術」をご紹介!

ウェブ面接とリアル面接の違い

リアル面接の場合、面接官と直接顔を合わせるため自然光の下での程よいナチュラル感が大切となりますが、ウェブ面接では、スマートフォンやPCなどの画面を通して面接官と言葉を交わすことになります。そのため、部屋の照明や背景、カメラの高さなどからベストな画面映りを考えていくことが求められます。

照明が明るすぎると不自然な印象を与えたり、顔がハッキリと映らなくなってしまいますし、反対に明るさが不十分な照明の下では暗い印象が目立ってしまったりして、発言の内容まできちんと面接官に伝わらないといったケースも実際に存在するので注意が必要。ウェブ面接もリアル面接と同様に「第一印象」が大切なことは言うまでもありません。

人に与える印象に占める割合を示す「メラビアンの法則」では、

・視覚→55%
・聴覚→38%
・言語情報→7%

とも言われ、視覚から与える印象は相手に強い影響力を持つことが分かります。限られた面接時間の中で面接官に好印象を残すためには、第一印象はとても重要。

さらに、面接官に好印象を与える3原則は、「清潔感」「好感度」「フレッシュさ」。就活メイクを通して、誠実さや親しみやすさをアピールするとともに、面接官に「この人と一緒に働いてみたい」と思ってもらえることがポイントとなります。

しかし、ウェブ面接では画面越しであるため、なかなか自分自身の印象を面接官に伝えにくいもの。光の加減や画面越しであることを考慮し、メイクを足し引きしていかなければなりません。画面越しでも「新人らしい元気でハツラツとした雰囲気」が伝わるようにメイクを施しましょう。メイクを変えるだけで、見た目の印象もガラッと変えることができます。

オンライン面接

ウェブ面接における就活メイクはここを抑えよう!

就活メイクにおいて一番大切なことは、ビジネスシーンに合った清潔感のあるメイクができるかどうか。各パーツごとのメイクポイントを確認していきましょう。

ベースメイク

ベースメイクはメイクの出来栄えを左右する大切な部分。
まずは自分の顔のトーンに合ったファンデーションやコンシーラ選びをすること。塗りすぎて不自然なメイクにならないようにファンデーションの量を調整するのがポイントです。のっぺりとした印象を避けるために、なるべく「立体感」を意識すると良いでしょう。


アイブロウ

アイブロウはペンシル、スティック、パウダーなどを駆使し、限りなく自然の眉毛に見えるように心がけることが大切です。人によって適切な濃さや太さは異なるので、流行にとらわれず、自分の顔やシーンに合った眉毛にすることがポイントです。

マスカラ

目元の印象で最も重要なのは「ビューラー」です。
まずは「ビューラー」を使いしっかりまつ毛をカールさせること。「量が足りない」、「長さが足りない」といった場合には、それをカバーしてくれるマスカラを選んで塗りましょう。マスカラを付ける際には、まつ毛一本一本が際立つように塗ることを意識すると美しく仕上がります。不自然で大げさに見えるマスカラや過度なまつエクなどは避けてください。


アイシャドウ

アイシャドウはあくまでも目元のアクセントとして考え、主張しすぎないのがポイント。
アイシャドウの色見は業種や顔立ちによっても異なるため、アイブロウと同じく志望する業種の人に好まれているメイクなどをリサーチして、自分なりに試してみることがおススメ。


チーク

チークは自分の骨格を意識することと、自分の肌に合ったカラーを選ぶことが大切です。しかし必要以上にのせてしまうと不自然に見えたり子どもっぽく見えたりするため、血色がよく見える程度に入れればOKです。緊張して頬に赤みの出る人、もともと血色の良い人などはチークを入れなくても問題ありません。


リップ

リップの色が美しく映えるためには、元の唇を健康に保つことが一番。
面接当日に唇が乾燥したり荒れたりしていることのないよう、日頃から念入りなケアが必要です。また、緊張は唇に出ると言われています。面接当日に緊張して唇の色が変わってしまうこともあるため、そうしたトラブルも計算して色選びをするようにしましょう。

ウェブ面接で美しい唇に見せるためには、口角とM字ラインを意識してリップラインをきちんと引いてからリップを塗るようにします。テカテカするグロスや血色が悪く見えるカラーなどは避け、なるべくマットな色を選ぶのがポイントです。リップは必ずメイクの最後に、顔全体とのバランスを考えて塗るようにしましょう。

ウェブ面接で好印象を残すために気を付けるポイント。

好印象メイクを覚えてフレッシュかつ清潔感のある就活生に変身したら、その姿をしっかりと面接官にも届けたいものです。その際に重要になるのが「背景」や「部屋の照明」、「カメラの高さ」です。背景が雑然としていては主人公である「あなた自身」にスポットライトが当たらず非常に勿体ない結果となってしまいます。
さらに照明やカメラの高さが合わなくてせっかくの美しい顔が暗く映ってしまったら、せっかくの面接も台無しです。

・背景はなるべく「白」や「無地」を選び、部屋は整頓しておく
・部屋の明るさは、カメラに自分がハッキリ映るライティングに調整しておく
・カメラの位置は顔が真正面またはやや目線が上に行くように設定する
・メイクした顔のカメラ映りを確認しておく

といったことを事前に対策しておきましょう。また、身だしなみも重要なポイント。

・爪は短くしておく
・過美なネイルをしない
・髪型はタイトにまとめる
・スーツはアイロンをかけてシワが無いようにしておく

など社会人として最低限の身だしなみは整えておきましょう。

就活メイクに悩んだら・・・プロに相談!

最近は様々なサイトやSNSなどでもメイクに関する情報を豊富に知ることができますが、それでも「自分に合ったカラーがわからない」「自分に合うメイクで好印象をもってもらいたい」「どのコスメを選べばよいか自分では決められない」といった場合は、プロに質問したり実際に化粧品を試したりすることが大切です。

特にデパコスを買うときは一つの化粧品ブランドではなく複数のメーカーで相談するのがおススメ。1つのブランドで話を聞いてすぐに購入を決めてしまうのではなく、試供品をもらって実際に使用し、複数の商品を比較してから購入するようにしましょう。

パーソナルカラーで自分自身に似合う色を見つけ、参考にするのもひとつ。自己表現の術を身に着け、より良い印象をもってもらう知識と方法を身に着けていきましょう!

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