江戸前寿司から生まれた『玉子焼き専門店』
松露のはじまりは初代・齋藤乙松(おとまつ)が、
日本橋市場(現在の人形町)の寿司屋「松露寿司」に丁稚奉公に出されたことが始まりです。松露寿司は、かつて松平家の御用商人であったことから「松の露」の屋号をいただいており、11歳で奉公に入った乙松は、兄弟子たちの厳しい修行にも耐え、大正13年(1924)に現在のこの場所・築地で、松露寿司として店を構えました。
伝統の玉子焼きを日本全国の食卓へ
昭和58(1983)年に百貨店の食料品売り場への進出を果たした際には、築地界隈ではそこそこ名の知られた松露も、目と鼻の先の銀座ではまったく無名であることを思い知らされました。当時、築地での仕事を終えてから、弟と二人で銀座三越の売り場に立って声を張り上げたことを懐かしく思い出します。
以来、首都圏を中心に各地の百貨店でもお取り扱いいただき、徐々に玉子焼松露の味を皆様にご賞味いただけるようになりました。松露のはじまりは築地ですが、松露の味は江戸前限定ではありません。
日本全国の方々に喜んでいただける玉子焼であることを願っています。
「都路」の生卵だけで作る玉子焼。冷凍の液卵は使わない。
「産まれた翌日に届く卵」その鮮度へのこだわりを叶えてくれたのが養鶏場「都路」でした。松露は都路と共同で玉子焼専用の卵を開発。
鶏の飼料に赤パプリカやマリーゴールドを加えることで、黄身の色味、艶が良くなりました。
さらに都路の敷地内に玉子焼専用の工場を作り、試作を繰り返して「玉子焼のための卵」を
生み出しました。
Sweets Brand『tsukiji SHOURO』が誕生
平成18年には、本店以外で初となる路面店、築地新店を築地四丁目交差点に開店。そして令和3年、松露と同じ卵を使ったスウィーツブランド「tsukijiSHOURO」が築地新店の地に開店。高級玉子焼とスウィーツ。より多くのお客様に「松露」の美味しさをお求めいただけるようになりました。
主な商品
玉子焼き
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